査定業務に対する需要が数多く存在

日本国内で認定制度が存在している鑑定士には、様々な種類のものがある。

具体的な例をあげると、不動産鑑定士や宝石鑑定士、美術鑑定士などがある。これ以外にも多くの資格が存在しているのだが、民間機関が独自の基準に基づいて認定している資格が非常に多いため、全てを正確に把握することは困難になっているのが実情である。

変わり種の資格としては、生まれたヒヨコが雄であるのか雌であるのかを鑑定する資格が存在している。この資格保有者が行う業務は、来る日も来る日もヒヨコのお尻を眺め続けるという作業である。

簡単に言うと、ヒヨコの生殖器の外観を見て雄か雌かを判別する作業なのだが、生まれたてのヒヨコの生殖器はとても小さいので、素人が見てもほとんど見分けることができない。

また、一昔前に雌雄鑑定用の機械が開発されたことがあったが、ヒヨコが受けるダメージが大きすぎるためにすぐに使われなくなってしまったという経緯がある。そのため、現在でも人間の目で1羽1羽鑑定していくという原始的な方法が採用されているのである。

日本国内でヒヨコ雌雄鑑定士の資格を活かせる職場を探したいと考えても、あまり求人がない。なぜかというと、日本人よりもずっと安い賃金で鑑定を行う出稼ぎ外国人が大勢存在しているためである。

実は、東南アジア諸国を中心に、かなり大勢の人がその作業を行うために来日している。彼らは日本人よりもずっと低賃金で鑑定作業を行うので、養鶏業者は出稼ぎ外国人を優先的に採用している。そのため、日本国内で日本人が就職先を見つけるのは、かなり困難になっているのである。

しかし、ヨーロッパへ行くと、ヒヨコ雌雄鑑定士として働ける職場を比較的容易に見つけ出すことができる。

日本国内ではあまり紹介されることがないが、ヨーロッパでは毎年ヒヨコの雌雄鑑定技能を競い合う世界大会が開催されている。ヒヨコ雌雄鑑定士は、実はかなり長い歴史と権威を有する資格なのである。

その世界大会において、日本人がしばしば上位入賞を果たしていることも、あまり知られてはいない。しかし、日本人の鑑定技能の高さについては、国際的に非常に高く評価されているのである。

現在、ヨーロッパで活躍中の日本人は想像以上にたくさん存在している。もちろん、それ以外にも数多くの種類の鑑定士資格が存在している。

初めて利用する商品やサービスについて、何らかの品質保証を求める人が非常に多いため、鑑定業務に対する需要が数多く存在しているのである。